あんあんclass白石中央ルーム

白石中央ルームでは、始まりの会や帰りの会の時に椅子に座って参加するのですが、年長さんのお友達は身体が大きい事もあり、小学校で使うような椅子に座ります。でもその椅子はクラスに３つしかありません。その椅子に憧れる年少・年中さんの子ども達。ケンカには至りませんが、「お兄さん椅子に座る事がカッコいい」というような流れになるのも・・・(小さい椅子でも大きい椅子でも姿勢を保って座れる事がカッコイイ、という意識を持って貰いたいのです)

そこで、マットを用意する事にしました。

良く考えたら、幼稚園・保育園・小学校にでも「体育座り」「お山座り」は主流ですよね！椅子の大きさでカッコよさが決まるのではなく、姿勢を保って座りしっかりお話を聞けるのが、お兄さんでそれがカッコイイ事なんだよね、と伝える良い機会かと思い、実践してみました。

特に混乱する事もなく、マットか椅子、好きな方に別れて座る子ども達。

始めはピシッと座れている子ども達ですが・・・時間が経つにつれ、膝を抱える手がほどけ、お山を作っていた足は前に・・・。

壁に背中を付けての「お山座り」は比較的長い時間姿勢を保って座れていたと思うのですが、何もない状態で姿勢を保つのはなかなか難しい事のようです。

これは「体幹」の部分に関係してきます。そして、この姿勢を保つ事が難しいと集中力を保つ事が難しかったり、色々な場面にも影響が出てきます。

今回マットを使用した事で改めて「体幹」を鍛える事の大切さを再認識しました。また改めて勉強し「しっかりした身体を育てる為の療育」にも取り組んでいきたいと思います。