「すみません、今ちょっといいですか」SST
多いんです。コレ。人が話している時に話に割って入ってくる人。クラスのお友達は年齢的にもまだ幼いので、これが必ずしも特性であるわけではないのですが。やはりデイに通うお友達の中で共通して見られる行動でもあります。「空気を察する事も難しさ」相手の状況や自分がこの行動をしたら相手がどう思うかの想像が難しいんですよね。
個別支援計画の中にも「状況を見て・・」というような言葉を盛り込む事が多々あります。
先日、第1回目の「すみません、今、ちょっといいですか」SSTをした時の帰りに、本当に偶然、保護者の方から、このような相談を受けたので、定期的にやってもいいのかなぁと考えていたところでした。
今回は第2回目「すみません、今ちょっといいですか」SSTです。場面設定は前回と同じで、S先生とY先生が2人で話しているところにI先生が急割って入り話し始める、という。
その流れを子ども達に見て貰い、S先生とY先生の表情はどうか、I先生の行動はどうだったか等を一緒に考え、そこから、どういう行動をしたら素敵なのかを導き出していきます。そして、子ども達と一緒に導き出した素敵な行動を実践して見せ、子ども達にも実際にやって貰います。
この時「いやI先生は大人だから出来るけど、皆は子どもだから難しいと思うけどなぁ~」なんて言うと、もう子ども達は「出来るもん!!!」と意欲むき出しで、率先して前に出て見せてくれます。
そして、その声の掛け方がまたビックリする位上手で(笑)大人の対応なんです(笑)
実践として使うのはなかなか難しいのかもしれませんが、こういう時はこう言えがいいんだという事を学んで、いつか使う事が出来るようになればいいなと思います。
みんなの演技(あの~すみません、ちょっといいですか)が素晴らし過ぎて(笑)
将来舞台女優にでもなるのかと思いましたよUさん♡