8月の研修報告
昨年2月から、コロナの影響もあり開催を控えていた内部研修ですが、8月より再開となりました。
8月の研修内容は「早期性教育について」
今回の研修には外部講師、性教育アドバイザー・あおきかなえ先生に来て頂きました。
「早期性教育」という事で、対象年齢でいうと3歳~4歳・9歳~10歳。
それくらいまでのお子さんに伝える事が望ましい、との事で、あおき先生自身のお子さんのエピソード等も踏まえて楽しく聞かせて頂きました。
「性教育」と聞くと、やはりどこか恥ずかしい気持ちになっていたのですが、今回お話を聞かせて頂いて、「とても大事な事なんだ」と気付かされました。子ども達が自分の身体を知る事で自分の身を守る事、自分を大切にする事、相手を大切にする事に繋がり、またそれは性犯罪への減少にも繋がっていくのではないかな、と思いました。(実際に早期性教育を受けてきた子どもは性犯罪に遭いにくいという統計が出ているそうです)
そしてこの核となるものは「命って大事だよ」「あなたが大事だよ」というところではないかなと思いました。
TEACCHプログラムを世界規格に育てたゲーリー・メジボフ教授は「支援者がASDの方々を支援する上で基盤(核)となるもの。大切にした価値観。」それが「コアバリュー」と教えてくれました。
とても心に残っている言葉です。
「性教育」にとっての「コアバリュー」それは「あなたの命はたったひとつしかないからとっても大事だよ。自分でも大事にしようね」みたいなところなのではないかなぁと。
あおき先生、本当にありがとうございました!!とても楽しく、勉強になるお話でした。また機会があれば是非参加させて頂きたいと思います。
紹介して頂いた絵本を古本屋さんで発見!迷わず購入。早速子ども達に読んでみたいと思います。