あんあんclass白石中央ルーム

あんあんclass白石中央ルーム
ブログ

虐待防止の研修@No.2

今年度、2回めの開催となる「虐待防止研修」を行いました。

研修内容は行啓通りルームの先生が作成してくれました。

虐待防止について考える中で、いつも思う事があります。周囲の大人が気付いていながら、悲しい結果になってしまうのはどうしてなんだろう。そうなる前にどうにかする事はできなかったのか・・・。

虐待から抜けれなくなってしまう前に相談出来る窓口や助けを求められる機関がもっともっと身近にあるべきではないのか・・・とか。例えば、出産前の母親教室とかでこういう機関がある事を周知してもらったり、子育てに悩んだ時の相談場所や窓口を周知してもらったりはどうか・・虐待について学ぶ機会を設けるとか・・・。

とか考えていた矢先にこんな記事が新聞で取り上げられていていました。

課題はまだあるかとは思いますが、寄り添える機関があると心強いですよね。

また、

コロナ禍になって虐待が増えたと報告されていますが、これだってちょっと考えれば想定出来た事だと思うんです。でも全世界の人達にとって初めての事でそこまで考える余地はなかったんですよね。先が見えない事に対する不安、コロナにかかったらという不安、金銭面に関する不安、子供と四六時中一緒にいる事のストレス(この時期、子どもは子どもなりに不安定になり、チック症状が表出した子もいます)

環境の変化による不安定やストレスは大人も子どもも一緒なんですよね。

去年の自粛機関開始直後、国からは休園の指示が出されましたが直ぐに撤回され、十分に配慮しながら出来る限り営業して欲しいと通達が出されました。通達を受け、白石中央ルームも人数制限をしながらの開所をしていました。

幼稚園が閉園になてしまった事による(事環境の変化で不安定に)ストレスの軽減に加え、親のレスパイトケアという面も少なからずあったのではないかと思います。

私達に出来る事はそんなに多くはないのかもしれないのですが、子ども達の成長を一緒に喜び、不安や悩みに寄り添いどうしたら良いかを一緒に考え見通しを立てていく。そうやって一緒に成長していけたら、一人ではないという事を感じてもらえたら、と思うのです。

新着一覧へ >

.