あんあんclass白石中央ルーム

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年長さんの取り組み

就学に向けての取り組みを年長さんを中心に行っています。

個別で取り組んだり少人数で取り組んだりと、その時によって様々です。

内容は平仮名の読み書きや数の概念もそうですが、鉛筆の正しい持ち方が出来ているか、筆圧はどうか、姿勢を保つ事は出来るか、集中力はどうか、理解力はどうか、等々も見ていきます。また、お勉強とは別に「こんな時どうする」といったSSTにも取り組んでいきます。授業中におトイレに行きたくなったら、先生の言っている事が分からなかったら、お友達とトラブルになったら・・・様々な場面を想定した「こんな時どうする」に取り組んでいく予定です。

先日、年長さんのお友達数人と平仮名のなぞり書きとこんな時どうするのお勉強をしていたので、加わってみました。子ども達と同じプリントに取り組みつつ、鉛筆の持ち方を観察していたら・・・「見てばっかり、カニングしていないで自分のやりなさい」と言われてしまいました(笑)思わず笑ってしまいましたが、「いやいや、Uちゃんの字がとっても上手だからさ、先生も真似しようと思って見ていたよ。凄いな~Uちゃん」と声を掛けると、まんざらでもない表情で「それなら仕方ないか」と言わんばかりに進めていました(笑)

いやでもですね、以外に、鉛筆の持ち方、クセがついてしまっていている子もいて、親指が添えるだけみたいになっていたりして筆圧が少し弱いかなぁと。いう事もありますので・・・。でもその持ち方に慣れてしまうと直す事は難しかったりしますので、保護者の皆さんも少し気にして見て頂けたらなぁと思います。(因みに私は箸が上手に持てません、人前では正しく持ちますが、クセは中々難しいですよね)

そして、「こんな時どうする」のお勉強の時です。I先生が答えに困っているとK君が側に来て耳元でそっと「そういう時は◯◯って言えばいいんだよ」と教えてくれました!!!

これって凄くないですか⁉大きな声で言うとI先生が恥ずかしいだろうと思って、わざわざ耳元で教えてくれたんです!この気遣い!まだ若干5才ですよ!!!このスキルの高さ。素晴らしい☆

と、感動していたら・・・

2つ目の「こんな時どうする」は「お友だちとの約束の時間に遅れたら(遅れそうになったら)」という内容でした。文章から読み取るのは少し難しい内容でしたので、約束をしていた方のお友達役を先生が実践して見せました。すると直ぐに状況を把握して「ごめんね」と謝るUちゃん。(役になりきっています)

そこで「お約束忘れちゃったのかな、嫌われたのかな、何かあったのかな、って心配になるから、遅れる時は「遅れるよ」とか「待ってて」って言ってね!そしたら安心して待っているから!」と伝えました。

なかなか難しい場面設定だと思います。でも小学校に上がって友達同士の関わりが増える事を考えたら有り得ない事ではないですよね。そんな時素直に「ごめんね」と謝れたら、仲直りに繋がると思うんです。

こんな風にして色々な場面を設定して皆で取り組んでいきたいなぁと思います。

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