あんあんclass白石中央ルーム

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子どもによる子どもの為の時間管理

2021年の「発達教育」の特集の記事です。その中に「子どもにとって時間を管理する事が自分の生活を自分の責任でより豊かに楽しいものにするために必要な自立と権利行使につながるのだということを実感することが大切です。決して大人の都合に合わせて子どもを支配するようなタイマーやスケジュールの使い方にならないよう気をつけたいものですね」と書いてありました。

そうしているつもりはないのですが「耳の痛い話だね~」と話すと、「いや、でも白石のタイマーの使い方は子ども達が見通しをつける(終わりの予測)ために使っているので・・・」と直ぐにこんな答えが職員から返ってきました。

もう、嬉しくて。2年前だったらこんな返答は聞かれなかったと思います。この2年で色々な研修を受けて、子ども達から沢山の事を学んで、成長したなぁと。しみじみ感じてしまいました。

そうなんです、このタイムタイマーは福祉の現場で使われている事が多いのですが、白石中央で購入したばかりの時にはこの「音」にビックリして怖がってしまう子もいたりしましたし、タイマーを使っても遊びをやめる事が難しいお友達もいました。これは、「タイマーが鳴って赤いのが無くなったらおしまい(お片付け)」という理解がなかったんですよね。理解がないのに使ったって意味がないですよね。ただ、繰り返し使う中で、お友達の様子を見て、「これが鳴ったらお終いなんだ」という事を理解し、今では有効に使う事が出来るようになった、というお友達もいます。

また、記事の中にも書かれていたのですが「子どもの思いや願いを無視するためのツールとなってしまっていることがよくあります」「子ども自身にとってメリットがないものを拒否するのは当たり前です」

「活動を中断出来る為には後で続きをすることが出来るという見通し、計画が立っているときです。タイマーやスケジュールなどを子どもに用いる際にはそれらのツールを使うことで子どもの思いや願いが叶うことを実感してもらうことが大切です。」とも書かれていました。

本当にその通りなんですよね。

先ほど「白石では見通しを立てるために・・・」と言いましたが、確かにタイマーを使う事で「あとちょっとでお片付けだな」「終わる前にトイレに行っておこう」と見通しをもって行動する事が出来るようになったお友達は沢山います。ですが、それは「タイマーを見ている場合の子」に限るんですよね。

遊びに夢中になっている時にはタイマーを確認する事を忘れてしまったり、そもそもタイマーを気にしないで遊んでいるお友達もいます。そんな時にタイマーが鳴ったら「えぇ~!!!!!そんな急にタイマーが鳴っても(お片付けっていわれても)」となってしまいますよね。なので、指導員がその都度声掛けをしたり、子どもによっては個別で伝えたりという細かいフォローはまだまだ必要不可欠です。

それでも!それでもやっぱり遊びが盛り上がって楽しくなってしまうと、なかなかお片付けは進まないものです。そんな時は「お片付け、や~めた!もうみんなでずっと遊んでいよう!お家帰らないでお泊りしたらずっと遊べるね!」と提案してみると・・・・みんな一目散に片付け始めるのです。

そうなんです、子ども達にとって玩具で遊ぶ事より何より一番大事なのは「大好きなお父さんお母さんの待っているお家に帰る事」なんですよね。それがclassに通う子ども達の1日のスケジュールのゴールなんです。

だから「お片付け」も出来るんですよね。お片付けの先には「家に帰る」というゴールがある事が分かっているんですもん。

それでも、このタイムタイマーが子ども達にとって嫌なアイテムにならないよう気を付けていきたいなと思っています。

あっという間に11月ですね~。

白石中央ではクリスマス会の準備に取りかかり始めましたよ。子ども達の楽しみな「クリスマス」

今年はどんなクリスマス会にしようかなぁ~。子ども達の喜ぶ顔を想像しながら考え中です♪

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