ST通信NO.6
今年最後のST通信となります。
今回のお話、皆さんはどう受け止めたでしょうか?
(-_-;)☜こんな顔になった方は・・・いないですよね!(笑)
「よかれ」と思ってやっていた対応が実はそうではなかった。
そんな経験全くないわ!という人は、そういないのではないでしょうか。
(私なんて失敗の連続!失敗を失敗で塗り固めてきたような子育て)
言葉を増やしたい・伸ばしたいと思ったとき、先ずやるべき事はなんでしょう?
STの回数を増やしたら、増やした分だけ伸びるのでしょうか?そう考えて「STの回数を増やして下さい!」という保護者は少なくありませんが。果たして本当にそうなのでしょうか?
先ずは、コミュニケーションを増やす事が大事じゃないのかなぁと、私個人は思っています。言葉では上手く表現出来なくても「人と関わりたい」「今日こんな楽しい事があったんだ!」「こんな面白い事があったんだ!」「一緒に〇〇しよう!」と子どもが思えるような関係を築く事が大事じゃないかなぁと思います。
通信に書かれているような対応では、せっかくの嬉しい気持ち、伝えたい気持ちが、萎えてしまいますよね。先ずは子どもの気持ちに共感する事。「えぇ~!あんあんの先生からお手紙貰ったの⁉嬉しいねぇ~!!いいなぁ~。お母さんもお手紙貰いたい!」くらいリアクションでも良いのではないでしょうか。そこから会話も広がりますよね。「じゃあ、お返事書いてあげたら?」「何てお返事書く?」お返事の仕方が難しい時(分からない時)には「先生今度一緒に遊ぼうねって書く?それとも、お手紙ありがとうって書く?」会話も広がりますし、お返事の書き方も学ぶ事が出来ますよね。更にはそのお返事を書いたお手紙を持って「先生にお手紙どうぞってあげてね」とジェスチャー付きで練習したら、「あげる」という言葉の使い方を視覚からも獲得できて、理解に繋がりますよね。
ここまでして下さい、という事ではないのでご安心下さいね。
日常の中からだって沢山学ぶ事が出来ますよ。という事をお伝えしたかったんです。
しかも、それが大好きなお父さん・お母さんであればなおさら!効果絶大だと思うのです!
「言葉を教えてやろう」ではなく、先ずは子どもの気持ちに共感して、モデルを示すこと。これを意識することから始めてみてはどうでしょうか?