最近の取り組み@午後クラス編
最近始めた取り組みを紹介します。それは帰りの会の時に「素敵だったでしょう大賞」の発表です。
子ども達は来所したら自分でその日の目標を立て帰りに一人ひとり振り返りをしているのですが、それとは別に、その日1日の中で「このお友達のこんな行動・声掛けが素敵だった」というのがあれば発表して貰おうという取り組みです。本当は子ども達にも発表してもらいたところなのですが、この趣旨を理解して貰う為に先ずは先生のみ、発表して貰っています。
これに選ばれたお友達にはご褒美シールが貰えるので、この発表の時には皆顔が真剣過ぎて、「お願い!」と祈る子もいる程です(笑)そして「自分を選んで」と言わんばかりに先生に熱視線を送る子ども達(笑)
最近では選ばれないと泣きそうになるお友達もいる為、選ばれなかった事はダメな事じゃないし、残念な事でもないからね!と伝え、選ばれはしなかったけど、こういうところは素敵だったよ、先生は君の素敵なところちゃんと見ていたからね!と伝えるようにしています。
皆の前で褒められるって本当にうれしい事ですよね~。
でもこの取り組みは先生達にとっても良い取り組みだと思っていて、子ども達一人ひとりの行動にしっかり目を向けられるという事に繋がるんじゃないかなと考えています。
いやでも本当に、そうなんですよね。実はちょっと困っているんです。褒めたいお友達が多くて。出来れば一人ひとり、その日素敵だったところを発表したい位なんです。(今は限定2名なので)
私達はどうしても子どものマイナスな面を見て支援を考えてしまいがちなのですが、こうやって出来る事・強み・頑張っている事に目を向け、みんなで共有する事で「素敵な行動」が広まっていくといいなぁと考えています。