あんあんclass白石中央ルーム

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日常の中で出来る事

「療育」と聞くと、なんか堅苦しいというかキッチリしたようなイメージってありませんか?確かに小集団・同世代のお友達だからこそ出来ることは沢山あるのですが、私達が日々取り組んでいる事って日常の中で行われている事がほとんどなような気がするんです。それを意識して丁寧にその子にあったやり方で取り組めるのがデイなのかなと(すごく失礼な言い方でごめんなさい)お家だと甘えてやらないってお子さんも少なくありませんしね~(;^ω^)だからこそのデイや幼稚園・保育園でもあるのかな、と。

お母さんって本当に忙しい職業じゃないですか!そんな中で1つ1つ丁寧に子どもに教えたり伝えたりってけっこう・いやかなり大変だと思うのですよ。夕方は特に!時間との闘い。「子どもにやらせるより自分でやった方が早い」というのが、無きにしも非ずではないかと・・・。私はそうでした(笑)子どもがお皿洗いたい!お料理したい!とお手伝いを申し出てくれた時でさえ、大丈夫、と断っていた事もありました。身支度なんて一人でさせたら反対に着るわ時間かかるわ・・・。そして「違うよ」なんて言った日にはへそ曲げちゃったりしてね、大変ですよ。

でも!なんです。出来るだけ子どもにやらせてあげて欲しいなぁと思うのです。自分が子育て真っ最中の時は全くできなかったのですが、今、孫を見ていて自分の子育てを絶賛反省中です。

〇歳だからまだ無理だろう、出来ないだろう、という考えは捨てた方が良いです。意外に出来たりします。とにかく沢山経験をさせたら良いと思います。子どもは親の行動をとってもよく見ています。お父さん・お母さん、見られていますからね(笑)そしてその行動を真似します。「模倣」というやつですね。ただ、お子さんの発達状況や特性によってはここが弱かったりもします。人よりも物に興味があるお子さんもいます。

「模倣」が出ていたらどんどん色々な事をさせてみてください。知育玩具なんかより「お父さんお母さんのやってる事」の方に興味を持ったりしていませんか?それはチャンスだと思うのです!(包丁に興味を持ったら包丁を持たせろという事ではありません)お米をとぐって中々よくないですか?感覚も刺激されそうだし、どうでしょう?あとお野菜の皮をむいたりちぎったりも指先を使う運動になりますよね。ハンバーグをこねるなんかも。布巾を絞る・テーブルを拭く、なんかもいいですね。雑巾かけなんて全身運動ですしね。シーツブランコなんかもお家で出来る感覚統合遊びですよね(模倣と関係なかったですね)

偶にお絵描きが苦手なんです、っていう相談があるのですが、「書かせて」いませんか?先ずは大人が絵を描く楽しさを示してみて下さい。上手い下手は関係ないです!一緒に楽しむ事が大事ではないかと思います。

子どもは勝手には成長しません。教えないと分からない事も沢山あります。そして興味のないことは覚えようとしません。(息子は1年生の時「炊飯器」を「ごはんのやつ」と言っていて、名称を知りませんでした)

とにかくですね、お家で出来る「療育」も沢山ありますので、色々な経験をたくさんさせてみて下さい!といったお話でした☺(私が失敗から学んだ事でもありますね)

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