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トークンシステムの反省

少し前のブログで、鬼滅の刃の景品を手にニッコリ笑顔を見せてくれていたH君ですが・・・

ここに至るまで大きな反省があります。

トークンを始めて少したった頃、「目標が嫌だ。難しい。行きたくない」とお母さんに訴えたそうです。

それを聞いて、大反省。

今大半の子ども達が知っている人気の「鬼滅の刃」も「トミカチョコ」も、その子によっては何の魅力もないものなんですよね・・・。

私で言うなら、頑張ったご褒美に海外旅行プレゼントするよ!と言われたらめちゃくちゃ頑張るけど、頑張ったご褒美に島をプレゼントするよ!と言われても、え?島?島はちょっと・・・いらないかな。みたいな。

それじゃちょっと頑張れないかな・・・。と。

ご褒美(強化子)はあくまでもその子にとって魅力的なものでなければならないのです。

これが反省その1です。

反省その2、「設定目標が評価しづらい」

設定目標については子ども達(一人ひとり)と一緒に確認して決めているのですが、例えば「椅子取りゲームで負けても泣かない・友達を応援する」とか「大きな声でお当番活動をする」とか「元気に挨拶をする」「椅子に一人で座る」等々。具体的な内容の事が多いのですが、H君の決めた目標は「先生のお話を聞く」というような内容でした。

帰りの会の前に目標を振り返りシールを渡すのですが、この「先生のお話を聞く」というような目標だと、自分で振り返るのが難しのです。具体的な目標だと

例えば「苦手なおやつも1口頑張る」とか「大きな声でお帰りの歌を歌う」とか

具体的な目標だと子ども自身も意識しやすいので頑張れるし「頑張った!」「出来た!」と自分でも評価出来るんです。

あぁ~早速反省です。

・ご褒美はその子の頑張れる物

・設定目標は具体的に

と職員の間で反省会をした翌日。

シールを10枚集めて「鬼滅の刃クジ」に挑戦したお友達を見て、「僕も鬼滅の刃欲しい!!」と目を輝かせたH君。

そして設定目標も具体的なものにした事もあり「先生!見て!僕頑張っているよ!」と意識もグングン上がり、あっという間に目標達成となったのです☆

おめでとう!!そして色々な事に気付かせてくれてありがとう。

これからも、先生達ちょっと失敗してしまう事、間違えてしまう事あるかもしれませんが、その都度軌道修正、しっかり勉強して次に繋げていきたいと思います!!保護者の皆様も、気になるところがあればどんな事でも小さな事でも教えて頂ければと思います!!

花マルがいっぱいになってきたシールボード。子ども達の「頑張り」がたくさんみれて嬉しい気持ちになりますね(*´艸`*)

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