あんあんclass白石中央ルーム

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ST通信 NO.5🐢

前回、間違えて「SST通信」と上げてしまいました・・・。すみません。

「ST通信」です。皆様。お恥ずかしい限りです(-_-;)

さて、今月の「ST通信」あっという間にNO.5ですね。今回のテーマは「疑問詞」についてです。

「ヒントを付け加える!」これはとっても有効です、私達も普段からよく使うようにしています。

例えば、先日あったのが、こんなやりとり。

K君「今日、おばあちゃんが泊まりに来るんだぁ」

先生「そっかぁ、いいね~。K君のおばあちゃんはどんなおばあちゃん?」

K君「・・・・・」

先生「私のおばあちゃんはね、髪が短くて白い(白髪)の。メガネをかけていて優しい顔をしているよ。いつもエプロンをしていて、ご飯を作るのがとっても上手なんだよ~。K君のおばあちゃんはどう?」

K君「うちのおばあちゃんは髪は短くて黒いよ。メガネはかけてなくて、めっちゃ優しくて、お菓子買ってくれるし、携帯のゲームもやらせてくれるんだぁ」

「どんなおばあちゃん」って範囲が広いですよね。見た目を聞かれているのか、性格を聞かれているのか、何から答えていいかちょっと悩みますよね。

よく保護者の方から聞く話では「幼稚園どうだった?」って聞いても教えてくれない、というのがあります。ちょっと考えてみて下さい。この聞き方もちょっと範囲が広すぎると思いません?

子どもからしたら「どうだったって、何さ?」という感じかもしれないですよね。

そんな時は「今日はどこで遊んだの?お部屋?園庭?」と聞いたり、「誰と遊んだの?男の子?女の子?」「何をして遊んだの?ブロック?おままごと?」こちらが聞きたい答えの範囲を少し狭めてあげて、かつ具体例を出すと、「あぁ、そういう事を聞かれているんだ」となるわけです。

ちょっと話はそれますが、O君は先生の名前を覚えるのが苦手です。「私は何先生だっけ?」と聞くと「う~ん・・・」と悩んでしまいます。そんな時「え~!!!I先生の名前忘れちゃったの?」と聞くと「忘れてないよ!I先生!」と、あたかも自分で気付く事が出来たかのように答える事が出来るのです。

子どもによっては「わからないこと」「できないこと」に自信を無くしてしまう子もいます。間違えるのが嫌で答える事を躊躇う子もいます。なんでもかんでも大人が答えを教えるのではなく、大人が導いて、あたかも自分の力で答えれたかのようにした方が、子どもも嬉しいと思うんです。そして、その導きによって答えられた時でも大袈裟位にリアクションすると、子どもの「でしょ」的な「私、ちゃんと分かってますよ」的な満足気な表情が見られるのではないかなぁと思ったりします。

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