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児童デイのセラピスト

昨日STの私とかつや先生で、北海道こども発達研究センター様主催の『児童デイのセラピストに必要な基礎知識と支援技術』がテーマの研修会に参加させて頂きました📖一般的な小児ST向けの研修会には何度も参加してきましたが、児童デイに特化した研修会は今回が初めて。ぼんやりとしたイメージの中、ワクワクドキドキで行ってきました。

4月に法改正があり、セラピスト(PT OT STなどのリハ職)にとってはなかなか厳しい状況となっているのが正直なところ。簡単に言うと、セラピストがいるだけで良い、なんて時代は終わったのです。保護者の方からの需要が高い一方で、ただでさえ少ない小児STが更に増えにくくなる要因になるレベルの話。でも保護者の方のニーズはありますから(ありますよね…!?)、それならば、いかにしてセラピストがこの業界で生き残っていけば良いのか!?という事を考えさせられる内容でした。

一言で言えば、『専門性の高い知識』と、『柔軟性に富んだ観察力・行動力・俊敏さ』を身につけよ!!かな、と。…耳が痛い😓痛すぎる…。厳しい話もあったと思います。でも、保護者の方や子供たちにとってはとても愛情深いお話でした。

『そのセラピーを、自分の子供にもやるのか?』

という事を講師の方がおっしゃっていました。この言葉にハッとした私。私がこの仕事を始めた時から持っている理念が、『いつでも保護者の方が見ているつもりで子供たちと関わる』なのです。当たり前のことですが、いつ誰に見られても良い関わりを持とう、自分の命よりも大切な我が子を預けて下さっている保護者の方に、自信を持って見てもらえるセラピーをしよう。…そう思いやってきました。だから講師の方のこの言葉に、改めてひとつひとつのセラピーの重みを再認識させられる思いでした。

言語ノートだけではわかりにくい事も多いかと思います。きっとその上で私を信じて任せて下さっているんだと思います。本当に…保護者の方一人一人に感謝をお伝えしたいです。何年やっても『もう大丈夫』とは思えませんし、きっと思ってはいけない仕事なんです。常に向上心、そして何より、子供たちへの愛情がいつも必要不可欠な仕事。

たまたま私が電話対応をさせていただく時に、「そういえば先生!こんなことがあったんです!」とお話を頂くことがあります。直接お話する事があまりない私。保護者の方の喜びを、こんな私に共有して下さるその思いが嬉しくて嬉しくて。私自身が子供たちや保護者の方に支えられています。

まだまだこの仕事を続けたいですし、私ならまだまだ成長できるはず!これからも沢山勉強して、多くの貢献ができるよう頑張ります💪

色々な事を思い出し考えさせられた今回の研修会。参加できて良かったなぁ、と思う私なのでした☺️

※主催者様の許可を得て資料の表紙の撮影・使用をしております。

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