最近モテモテです。
最近特に、子供たちが「お勉強したい!!」とSTのセラピーを楽しみにしてくれている姿がみられます。
来所時に、「今日お勉強だよ〜」と声を掛けると「やったぁ〜!!」と言ってくれたり、まだ言葉が少ないお子さんも、ニッコニコで個室に入ってきて着席したり(笑)
『さて、今日は何やりますか☺️』みたいなお顔が可愛すぎて🥰
でもどうしても時間がなくて、「ごめんよ〜💦お勉強お休みだよ〜💦」と声を掛けるのが本当に忍びなく😓
マンツーマンで、自分だけ特別に個室で遊んでもらえるのが嬉しいのかな?と思います。
この人がここにいる時は一緒に遊んでもらえるかもとか、この人と遊ぶのが楽しいとか思ってもらえるのは、セラピストとして第一関門というか、すごくすご〜〜〜く大切なことなんです。
もしかしたら「STってなんでいつも遊んでばかりなの?」と不安に思う方もいらっしゃるかも知れませんが(小児ST業界のあるあるです😅)、大丈夫です、ただ遊んでるわけじゃないんです。
・こちらがする遊びのイメージを理解して、そのイメージを共有して遊べるのかな?あるいは子供がイメージしている遊びに入れてくれるかな?
・共感性はあるかな?
・欲しい物や欲しい反応を要求できるかな?反対に、こちらの要求に応じてくれるのかな?要求の手段は何かな?
・おしまいの声かけに対してどんな反応をするかな?すぐに切り替えるかな?言葉で拒否するかな?泣いて拒否するかな?無反応かな?
・困った時にどう伝えるかな?
・遊び方や言葉の模倣はあるかな?
・遊びの中でどれくらいの発話量があるのかな?(量、長さなど)
・どの程度のレベルの指示を理解するかな?
・ひとつの遊びをどのくらい持続できるかな?
・手先の運動や運筆、姿勢はどうかな?
・遊びの発展はできるかな?
・発音(構音)は綺麗かな?
他にも、形容詞や動詞が苦手なお子さんにはそれらを意識した声掛けをしたり、音を捉えることが苦手なお子さんには特にゆったりとした声掛けをしたりします。
このように、その子の課題や遊び方に合わせてセラピストも関わり方を調整します。
子供だから、遊びだから、とただテンション高く盛り上げても、子供のテンションが上がり過ぎて注意集中が難しくなったり、力加減が難しくなる子もいます。
あるいは大人の勢いに不安を感じる子供もいます。
その子の特徴に合わせて、セラピストは女優のように(!)立ち振る舞いを変える必要があるから、難しい反面やりがいもあるのです。
さて、はじめの方に書きました、「やったぁ〜!!」と喜んでくれたMちゃん☺️
質問に答える難しいテストを頑張ったご褒美として“おもしろけしごむ”で遊びました。
「ユニコーン」とか知ってるんですよ😳
「みんなでこのやまにのぼるぞ〜」という想像力も素敵。
かわいい顔で「食っちゃう」と言い出したのには思わず吹き出しちゃいました😂
日常生活の中で語彙をどんどん吸収しているんだなぁと思います❣️